はてなブログの、今週のお題が「最近壊した・壊れたもの」だったので、少しだけメモ書き。
最近、壊れたものといえば「ブログ」です。しかも、2回も連続で壊れて大変でした。
今、みなさんが読んでいるこのブログは「はてなブログPro」を使って運営しています。はてなブログは難しい設定なども必要なく、いつでも安心して使うことができますが、レンタルサーバーを契約して使う「WordPress(ブログソフトウェア)」は、簡単なミスでブログが表示されなくなったり、最悪の場合、全てが消え去ります。
WordPressは「ブログ本体」「テンプレート(テーマ)」「プラグイン」を組み合わせて使いますが、それぞれに相性があります。
先日、WordPressを最新版にアップデートしたら「503 Service Unavailable」というエラー表示がでて、ログインすらできない状況になってしまいました。
こういったときの解決法はいつくかありますが、まず確かめたいのはプラグインとの相性です。WordPressを最新版にしたことで相性が悪いプラグインが邪魔してエラーになっている可能性が高いと思いました。
通常であればWordPressのダッシュボードから、プラグインをオフにしますが、今回はダッシュボードにログインすらできなかったので、FTPクライアントなどから直接プラグインをオフにします。
ルートフォルダを開き、wp-contentディレクトリに進むと、pluginsというフォルダがあります。このフォルダの名前を適当なものに変えて、一時的にプラグインを読み込めないようにします。
これでWordPressダッシュボードにアクセスできるようであれば、プラグインが原因ということになるので、pluginsを元のフォルダ名に戻し、次はプラグインを個別に無効にしていき、原因のプラグインを見つけます。
参考リンク:WordPressでの「HTTP 503 Service Unavailable」エラーの対処法
今回のエラーは「All in One SEO」と「Jetpack」というプラグインのどちらかが原因ということは分かりましたが、両方ともオフにした状態で、その他の「テンプレート(テーマ)」と「プラグイン」を最新のものにアップデートしました。
すると、どちらをオンにしてもブログが表示され、ダッシュボードにもログインできるようになりました。
根本的な原因が見つからないままでしたが、とりあえず使えるようになったので安心していたら…
さらなる悲劇が
翌日、いつも通りWordPressのダッシュボードにログインしたら、CSSが効いてない状態で表示が崩れていました。これまで遭遇したことがない状態だったので、焦りました。
こうなると、プラグインとの相性というより、先日のWordPressのアップデートが引き金で、どこかがエラーになっている可能性が高くなります。
こういう場合は、WordPressをダウングレードしたり、クリーンインストールしたりしますが、自分が使っているレンタルサーバー「エックスサーバー」には、超絶強力なバックアップツールが搭載されています。
なんと、過去14日間のデータなら、バックアップから日付を選んで復元することが可能なんです。今回はWordPressをアップデートする前日を選んで復元したら、完全に元通りになりました!(※記事数が多いブログだったので復元まで6時間かかりました)
エックスサーバーの自動バックアップデータは、数年前まで5,000円の有料でした。それが現在は無料なんです!WordPressのバックアップツールだと「BackWPup」が有名ですが、エックスサーバーを使っていれば、同じような復元がサーバー内でできちゃいます。
はてなブログと比較すると、基本的な知識は必要になるし、不安になることもありますが、安心して使えるサーバーとセットだったらWordPressは自由度が高いし使っていて楽しいです。
エックスサーバーだったら、インストールも簡単だし、もしWordPressが気になっている方がいたら公式サイトをチェックしてくださいませ。それじゃ!また!