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変デジはてな支所

「神・文章術」ブログが書けなくて悩んでいる方に読んでほしい本です。

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神・文章術 書評

みなさんが読んでいるこのブログは2013年にスタートしました。長く運営しているので記事数も多くなりましたが、ここ数年は更新頻度も低く、ブログを書くモチベーションも下がっていました。

例えば2021年の8月に更新した記事は2つだけでした。それがある本を読んだことがきっかけで更新頻度が爆上がりしました。その本を読了したのは12月19日になりますが……

12月19日から1月4日までに11個も記事が書けました。1月に入ってからは毎日更新しています。自分でも驚いていますが「書けない症候群」から抜け出せたのは、フミコ・フミオ先生から献本いただいた『神・文章術』を読んだからです。

この本のタイトルは「神・文章術」になりますが、文章力がアップするテクニックが網羅された本ではありません。どちらかというと自己啓発本や手帳術に近い内容だと思いました。

「書くこと」でほとんどの悩みは解消した。今、振り返ってみると、悩みとは「可能性」だった。(P27

この本を読んで心に響いたのは、書くことで悩みと向き合い、前向きな気持ちになれる。ということでした。しかし、ただ文章やブログを書くだけでは、悩みは消えないというのは自分の経験として分かっています。

そこでポイントになるのが「書き捨て」です。

「神・文章術」の中には『書き捨てる』という重要なキーワードがあります。文章を書き残すのではなく、書き捨てる。詳しいやり方は本を読んでもらうと分かりますが、自分はiPadの中に「書き捨てノート」を作って、捨てる前提の文章をApple Pencilで書いています。

これにより、これまでぼんやりとしていた悩みや問題の輪郭が徐々に見えてきました。

とはいえ、これだけだとブログの更新頻度に関係ないと思われそうですが、書き捨てるという行為が、文章を書くハードルを低くしてくれたんです。「神・文章術」を読むことで、以前のように軽い気持ちでブログを更新できるようになりました。

「書きたいから書く」そんな気持ちを思い出せたのは「神・文章術」のおかげです。ブロガーの中にはアクセス数や収益が気になって書きたい記事を書けない。そんな人も多いと思います。それも大切だと思いますが、自分は「書きたいから書く」という気持ちも持ち続けて生きたいです。それじゃ!また!