2015年の4月に禁煙をスタートして4年が経過しました。最初は1ヶ月後の先さえ想像出来なかった辛い禁煙生活でしたが…今ではタバコを吸いたいと思う事もなくなりました。や、正確にはほとんどないって感じです。
不思議なんですが…風邪をひいたり体調が悪くなった時に「タバコ吸いたい」って思うんですよ。ニコチンが脳内に少しだけ残っていて…弱った時にだけ不正ログインしてくるような感じかな(笑)
一年前も同じような記事を書きましたが…禁煙してからの4年を簡単に振り返ってみようと思います。
最初の禁煙は失敗
最初に禁煙しようかな?と思ったきっかけは歯医者に行った事でした。
歯の裏についたタバコのヤニを機械でゴリゴリと削り取ってもらったんです。歯のヤニを取るのって時間もかかるし大変なんですよ。で、このヤニが肺の中にこびりついてると思ったら怖くなったんです。
よし!禁煙するぞ!と思ったものの…スパッと止めることが出来ず、本数を減らす事からチャンレンジして、結局1ヶ月くらいで元の生活に戻ってしまったんです。節煙とか電子タバコにするとか…そう言った逃げは禁煙の妨げになります。
いつかは禁煙すると思っている方へ
自分もそうでしたが…タバコを吸っている方の多くは「いつかは禁煙しよう」そして「簡単に止められる」と思っています。
禁煙する半年ほど前の話になりますが、SNSの知り合いが2人ほど「タバコをやめる」と書き込んでいました。そして6ヶ月後に同じ2人が「タバコを止めて半年!」と書き込んでいたんです。
あっという間に半年が過ぎていました。自分も「いつかはタバコをやめよう」と思っていましたが…このままだと1年、2年なんてあっという間です。
今まで考えていた「いつか」は「今」だ!今禁煙しないと一生ダラダラ吸い続ける。そう思いタバコを吸わない生活に切り替えてみました。
タバコが吸いたい=ニコチン中毒
自分はそこまで本数を吸うタイプでは無かったのですが…禁煙をスタートした三日間は地獄のように辛い禁断症状を味わいました。
・イライラ
・眠気
・頭痛
・タバコを吸ってないのにヤニクラ感
タバコを吸ってないに久しぶりに吸った時と同じように頭がクラクラしたり…突然眠気が襲ってきたり。何よりタバコを吸いたい気持ちでイライラが激しかったです。
そこで試してみたのが「ニコチンガム」です。
タバコを吸いたいという気持ちは強いままなんですが、ガムを噛んでしばらくするとイライラや眠気、頭痛、だるさなどが緩和されるんですよ。
そこで気づいたんです。自分の身体が欲しかったのは「タバコ」じゃなくて「ニコチン」だった事を。ニコチンガムを使う事でタバコじゃなくてもニコチンが身体に入れば落ち着く体質になっていた事に気づきました。
どうしてこんな事になったのか?答えは簡単でした。ニコチン中毒です。喫煙者にとっては嫌な言葉だし「俺は中毒じゃない」と否定したくなるキーワードですが…
紙巻きタバコを止めて電子タバコにすると最初は不味いけど…しばらくすると慣れて大丈夫になった。そんな方もいると思いますが、それも同じだと思っています。要するに形が変わってもニコチンが身体に入れば脳が安心するんです。それが中毒だと思います。
タバコを止めるデメリット
最初の半年、一年くらいまでは「試しに一本だけ吸ってみようかな?」という心の誘惑が激しかったのですが…それも次第になくなり2年くらいで楽になります。
今は逆にタバコの臭いに敏感になりすぎて…禁煙のお店をメインに選ぶようになりました。
タバコを止めるデメリットとしては…昔ながらのレトロな喫茶店を避けるようになった事です(笑)自分は昭和感溢れる飲食店が好きなんですが…お店を出た後に洋服についたタバコの臭いが気になるんですよね。
まとめ
自分がタバコを止めた4年前に比べると喫煙者に対する風当たりはさらにキツくなっています。これからも喫煙者が減っていくのは間違いないと思います。
自分は何とか禁煙する事が出来ましたが…予想以上にニコチンって奴はしつこい性格なので…自分だけじゃ無理だと思ったら禁煙外来に行くのも手だと思います。
自分は20年近く喫煙者だったので…無理に禁煙しろとは言いませんが、もし「いつかは禁煙する」と思っている方がいたら…それは「今」だと思いますよ。それじゃ!また!
- 作者: メンタリストDaiGo
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