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松の木に腹巻きするのはなぜ?

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松の木に腹巻き!?

毎年この季節になると松の木に腹巻きみたいな藁が巻かれます。これどうして腹巻きみたいに藁を巻くのかご存じですか?

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松の木だけに巻かれていて他の木には巻かれていないんですよね。

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何だか本当に松の木が腹巻きをしているように見えます。松の木には「松くい虫、松かれは」といった害虫がつきますが、これらの害虫が寒い冬になると幹をつたって降りてきます。

温かい土の中に入って越冬しようとするんですが、この腹巻き状の藁があると、、、そこでとどまり冬を越すんですって。害虫駆除のために藁が巻かれているんです。これは「こも巻き」とも呼ばれています。

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この腹巻き状の藁は春になると取り外して燃やされます。ここに害虫がいるので駆除出来るという感じです。しかし、、、この腹巻きは効果が少ないとも言われています。愛知県岡崎市では毎年行っていますが、、、すでに効果がないと判断して実施していない街もあるそうです。

個人的にはちょっと可愛く見えるので続けてもらいたいですね。