今回紹介するのはコチラの座布団です。パッと見た感じだと普通の座布団に見えますよね?実はこちら「山田くん!座布団持ってきて!」でおなじみ、笑点の山田たかおさんが京座布団の老舗「高岡」とコラボした座布団なんです。
山田たかおの幸せ小座布団
先日イベントで商品を見せてもらった時に撮った写真なので、事務用の椅子に置いてあり高級感が感じられませんが…実際に触ってみると「素材を含め凄くこだわって作った座布団」なんだと分かります。
品質の高さを感じる三方とじ
こちらは座布団の中心部分です。一般的な座布団は十字とじになっているものが多いんですが、この座布団は「三方とじ」になっています。座布団に前と後ろがある事を知らなかったんですが、この三方とじの座布団だと向きを間違えずにお客さんに出す事が出来るメリットもあるそうです。
縁起の良い 末広がり(八の字)デザイン
座布団に前と後ろがある事を知らなかったと書きましたが、この座布団の形はちょっと独特なんですよ。
よく見ると…末広がりのデザイン!そうなんです…縁起の良い八の字になっています!幸せ小座布団というネーミングはこういうところにも現れているんですね!
写真だと分かりにくいので公式サイトからサイズを確認してみましょう。
- 横幅(前方):約45センチ
- 横幅(後方):約50センチ
- 奥行き:約51センチ
少し小さめのデザインですが正座はもちろん、椅子の背もたれ部分に置いて使う事も出来ます。その時もこの八の字デザインが安定感を生み出すそうです。
幸せ小座布団に座ってみました
まずは椅子の上に「幸せ小座布団」を置いて座ってみました。
幸せ小座布団は職人が一つ一つ手作りで綿入れして作られています。詰め物は綿が7割、ポリが3割という事で綿100%の座布団よりボリューム感がありました。
さらにもう一つのこだわりポイントは…中心部分が少し盛り上がったデザインになっていました。座布団の中心部分って長く使うとへたりやすいので…この様な「かまぼこ形」になっているとへたりが少なくなるそうです。
山田たかおさんとコラボした証
山田くんとのコラボという事でロゴも「山田たかお」としっかり書かれていました。
そして四隅に施されている房は「角房(すみふさ)」と呼ばれています。これは、座布団の角から綿が抜けにくくする為の技法なんですって。現在の座布団は単なる飾りになっていますが、この山田たかおの幸せ小座布団は綿が抜けにくくなるための仕上げとして使われています。このあたりのこだわりも魅力です。
正座しても疲れにくい座布団
椅子の上でも正座しやすい座布団でしたよ。座布団を運んで30年の山田たかおさんと、大正8年創業の高岡がコラボした、長く座っても疲れにくく、じっくりと体に馴染んでくるこだわりの座布団。詳しくは公式サイトからご確認を。